下肢帯(股関節、膝関節、足関節)、上肢帯(肩関節複合体、ひじ関節、手関節)の関節の痛みに加え、腰椎、胸椎、頚椎の痛みを総称して関節の痛みといいます。
関節の痛みを根本改善するためには、全身の関節可動域の検査と調整が必要不可欠です。
人体は複雑系です。
したがってどれくらいで関節の痛みで苦しむことになるかは正確に予想することはほぼできないのです。
前屈して床にタッチできない(FFDがマイナスのケース)患者さんはおよそ10年で椎間板ヘルニアが起きることが確認されています。
さらに15年で骨棘形成が起きることも確認されています。
しかしながら椎間板ヘルニアや骨棘形成が起きても必ず腰椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症による腰痛や下肢痛になるわけではないのです。
20代の若者の50パーセントに腰椎椎間板ヘルニアが確認されています。
具体的には1000人中500人です。
これが60代では1000人中800人。
80歳までには840人。
つまり長生きするとほぼ全員に椎間板ヘルニアが起きるという結果です。
ちなみに骨棘形成による脊柱間の狭窄は65歳以上で25パーセントになるのです。
しかしながら全員が腰痛や下肢痛になるわけではないのです。
ただし軟骨や骨の変形を予防することで未然に防ぐことは可能なのです。
私が48年の臨床系から導いた結論は、全身の関節の調整の後に最後に行う手技は、仙腸関節が50パーセント、腰仙関節が50パーセントです。
そしてどちらを選択するべきかは施術の前のテストでほぼわかります。
整体関係の本を読んだ方なら、あらゆる関節の痛みのほとんどが仙腸関節の調整で改善するという都市伝説にも似た考えを聞いたことがあるはずです。
これはキリスト教の一派である福音派教会の教えです。
進化論を否定し、宇宙を神様が7日で作ったことを信じていますので驚きです。
私が最初に学んだカイロプラクティックにおいても福音派の影響はとても無視できない影響力があるのをだれも否定できないのです。
残念ながらどんなに優れたセラピストであっても仙腸関節の機能不全を完璧に改善したとしても全身の関節の不具合を改善することはできないのが現実です。
脊椎と下肢帯を連結するいわば下半身の連結軸である仙腸関節を調整しても全身の痛みを改善することは不可能です。
何事もうまい話はないのでくれぐれもご注意ください。
あくまでも全身の関節を整えて最後に仙腸関節を選択するか、あるいは腰仙関節の調整を選択するかという話なのです。
人体には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
そして正常な関節には8方向に1ミリズレて復免震構造システムに勝るとも劣らない機能があることはほとんどのセラピストに周知されていません。
この機能の保守点検システムが「関節ニュートラル整体」です。
現在関節ニュートラル整体の技術をマスターした協会員の先生は約30名になりました。
これから確実に増えますが、高度なレベルを維持するのは不断の努力が必要であることは言うまでもありません。
古今東西において情報は人間が運んできます。
しかしながら巷に拡散している情報の90パーセントはいわゆるゴミですのでご注意を。
情報の目利きになるのには人、本、旅に加えユーチューブ動画でしょうか?
繰り返しになりますが、何事もうまい話はないのでご注意ください。
私は今から48年前にカイロプラクティックに出会い、6年間のインターン修行時代を経験しました。
最初の2年間は夕方5時まで働いて、夜は夜間部の専門学校に通うという生活が2年間続きました。
私の先輩はその後に柔道整復師の資格を取るために専門学校に通い国家試験に合格し1年のお礼奉公を経て開業するというのが通例でした。
しかしながら私は、柔道整復師や鍼灸師の治療を受けても全く症状が改善しないという体験をしていましたのでその資格を取るにに全く興味がわきませんでした。
それよりも症状は完治しないまでも最も効果があったカイロプラクティックの技術を極めたいと考えていたのです。
ところがその当時はカイロプラクティックの本は1冊しかなく、米国のカイロプラクターが開設した学校(塩川スクール)に通う以外はないという状況でした。
その当時米国には16の専門大学があり現代医学に近いナショナル大学とその対極の考えであるパーマー大学の2つの学派に分かれていました。
私が学んでいたカイロプラクティックはナショナル大学の系統でしたので塩川スクールに入学する気にはなれなかったのです。
ナショナル大学の卒業生が幹部となって運営されたのが日本カイロプラクティック総連盟(JCA)でした。
その団体の研修旅行(解剖実習とカイロプラクティックの実技)に参加させて頂きました。
他の団体での解剖実習にも参加させていただきました。
私はその当時日本のカイロプラクターが学んでいなかったモーションパルペーション&マニュピュレーションをマスターしていたのです。
したがって渡米の目的は専門学校ではわずか一日しかない解剖実習にありました。
そのような流れで最先端の知識を得ましたが、一方で絶望感にさいなまれました。
その理由は、自分で新しい技術を開発するしかないという事がわかってしまったからです。
その後の経緯は省略します。
今から30年ほど前についに現在の「関節ニュートラル整体」の原型を発明しました。
ところがあらゆるテストを繰り返して現在のほぼ完成形といえる状態になったのはなんと30年の期間が必要だったのでした。
手技療法とリハビリテーションの進化発展形である関節ニュートラル整体。
皆様は私が気の遠くなるような期間と費用をかけて完成した技術をマスターできるのです。
現在は比較、納得、購入の時代です。
私が著した14冊の本と、10本のDVDをぜひご覧ください。
現在では、その内容をはるかに超越した完成形を学べるのです。
「回復可能でありながらそれができないで苦しむ患者さんを助けたい」という意思がある方はぜひセミナーにご参加いただければ幸いです。



